「あれ?この工事の原価、何が入ってるんだっけ?」見積明細に『複数の原価』を紐づけられないシステムの致命的な弱点

「あれ?この工事の原価、何が入ってるんだっけ?」見積明細に『複数の原価』を紐づけられないシステムの致命的な弱点

「この『改修工事一式 100万円』の原価、70万円で見積もってるけど…内訳なんだっけ?」
「材料屋への発注金額と、職人さんへの手間賃、足し算して入力するのが面倒くさい!」

システム導入を検討する際、意外と見落としがちなのが「1つの見積明細に対して、いくつの原価情報を登録できるか」という点です。

ここが「1対1」しか対応していないシステムを選んでしまうと、後で原価管理がズサンになり、利益がどこで消えたのか分からなくなってしまいます。
今回は、正確な粗利管理のために必須となる「複数原価の登録機能」について解説します。

目次

「売価」と「原価」が1対1だと、なぜ困るのか?

一般的な販売管理ソフトでは、「商品Aの売価は1,000円、原価は600円」のように、1つの項目に対して原価も1つしか登録できないケースが多々あります。

しかし、建設業は違いますよね。
例えば「洋室 クロス貼り替え工事」という1つの売上を作るためには、以下のような複数の原価がかかります。

  • 材料費:壁紙、糊(材料屋へ支払い)
  • 労務費:クロス職人の手間賃(職人へ支払い)
  • 経費:廃材処分費、駐車場代

もし、システムが「原価入力欄は1つだけ」だった場合、どうなるでしょうか?

原価を「合算入力」するリスク
  • 電卓での手計算ミスが起きる
    「材料3万+手間4万+経費1万=原価8万」と、わざわざ電卓を叩いてからシステムに入力しなければなりません。打ち間違えれば、その時点で粗利計算が狂います。
  • 発注時に困る(誰に払うお金?)
    原価が「8万円」とひとまとめになっているため、いざ発注する段階で「あれ?材料屋にはいくらだっけ?職人にはいくら?」と見積もりの根拠を調べ直す手間が発生します。
  • 値上げに気づけない
    利益が減った時、「材料が上がったのか」「職人の手間が増えたのか」分析ができず、改善策が打てません。

「お客様にはシンプルに、社内では詳細に」が正解

理想的なのは、「お客様に見せる見積書はスッキリ(1行)」だけど、「社内の管理データは詳細(複数行)」になっている状態です。

建設業向け管理システム「アイピア」は、この「1対多」の原価登録に完全対応しています。

アイピアの「複合単価」機能
  • 1つの明細に複数の原価を紐づけ可能
    「クロス貼り替え」という1行に対して、「材料費」「労務費」「外注費」など、異なる種類の原価を好きなだけ登録できます。
  • 発注作業がワンクリック
    原価が分かれて登録されているので、材料費だけを選んで「材料屋A社へ発注書作成」、労務費だけを選んで「職人Bさんへ発注書作成」といった処理がスムーズに行えます。
  • 粗利のブレを防止
    「材料」と「手間」を分けて管理することで、精度の高い実行予算が組め、どんぶり勘定を脱却できます。

よくあるご質問(FAQ)

Q
詳細に入力すると、お客様への見積書も細かくなってしまいませんか?
いいえ、ご安心ください。印刷設定で「内訳を表示しない」ことも可能です。お客様には「〇〇工事一式」として見やすく提示し、社内データとしてだけ詳細な原価内訳を持つことができます。
Q
毎回細かく入力するのは手間がかかりませんか?
「マスタ機能」を使えば手間はかかりません。例えば「トイレ交換セット」というマスタを作っておけば、それを選ぶだけで「便器本体(材料)」「取付費(労務)」「処分費(経費)」が自動でセットされます。
Q
原価の内訳は後から変更できますか?
はい、可能です。見積作成時は概算で入力しておき、受注後(実行予算作成時)に、より詳細な金額や発注先に修正して確定させる運用がスムーズに行えます。

まとめ:利益を残すなら「原価の解像度」を上げよう

「材料費」と「労務費」を混ぜて管理しているうちは、本当の意味での原価管理はできません。
システム導入時は、見た目の綺麗さだけでなく、こうした「現場のお金の流れ(材料、手間、経費)」を分けて登録できるかを必ずチェックしてください。

アイピアなら、手間を増やさずに「原価の解像度」を上げることができます。
「もっと利益体質の会社にしたい」とお考えなら、ぜひ一度ご相談ください。

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