記事の概要・ポイント
「現場が終わったら、思ったより利益が少なかった」
その理由、人件費(労務費)を粗利に含めていないことが原因かもしれません。
建築業では、材料費や外注費の管理には目が向きがちですが、自社社員の作業にかかる「労務費」も現場の原価です。
それを見落としていると、“見かけの利益”だけで経営判断をしてしまい、実際の利益が合わなくなるリスクがあります。
建築業向け業務管理システム「アイピア」では、現場ごとに社員の作業時間を記録し、労務費を自動で原価に反映。
より実態に即した「正しい粗利」が可視化されます。
こんな方におすすめ
- 自社社員の人件費を原価に含めず、粗利を過大に見積もってしまっている
- 現場ごとの作業時間を正確に把握できていない
- 労務費をエクセルで管理しているが、集計や確認が面倒
- 利益が出ていると思っていたのに、実際は人件費で赤字になっていた
- 「原価管理=材料と外注費」だと思っていた方
導入前と導入後の違い
項目 | 導入前(従来のやり方) | 導入後(アイピア導入) |
---|---|---|
労務費の管理 | 時間集計が曖昧、人件費は計上されない | 作業時間を登録するだけで自動計算・原価反映 |
粗利の精度 | 材料・外注費だけで計算していたためズレが生じる | 労務費込みで「実質の粗利」が把握できる |
作業の見える化 | 誰がどの現場に何時間かかったか不明確 | 社員ごとの作業時間と工数が明確 |
経営判断 | 見かけの利益をもとに判断 | 実態を反映したデータで判断できる |
建築業向け管理システム「アイピア」でできる対策
アイピアでは、社員ごとの作業時間を記録し、時給換算で労務費を自動計算・原価に反映できます。
これにより、材料費・外注費・経費・労務費すべてを含めた総原価管理が可能になります。
主な労務管理機能の特長:
- ✅ 作業日報で現場別・社員別の作業時間を記録
- ✅ 社員の単価(時給)を登録し、労務費を自動算出
- ✅ 現場別の原価集計表に労務費が自動反映
- ✅ 工事ごとの利益・損益状況がリアルタイムで確認可能
活用事例:労務費を反映した原価管理で粗利率が安定
【T社様:戸建て住宅メインの工務店】
導入前は材料費・外注費のみを原価として計上し、
「利益は出ているはずなのに資金が残らない」とお悩みでした。
アイピア導入後は、社員の作業時間を現場別に日報入力し、
労務費も原価として自動で反映する仕組みを整備。
結果的に、“実際の利益”と“感覚のズレ”が解消され、利益率も安定。
また、誰がどの現場にどれだけ関わっているかが可視化されたことで、人員配置の見直しや業務効率改善にもつながっています。
まとめ
建築業において粗利を正確に管理するためには、材料費・外注費・現場経費だけでなく「労務費」も原価に含めることが重要です。
アイピアを導入すれば、社員の作業時間をもとにした正確な労務費管理が可能となり、
“見かけの利益”ではなく、“実態に即した経営判断”ができるようになります。
「人にかかるコスト」も見逃さず、真の利益を掴むなら今が転機。
ぜひ一度、アイピアの労務管理機能をご確認ください。