記事の概要・ポイント
建設業において、現場ごとの労務費を正確に把握できていない企業は少なくありません。
実は「なんとなくの感覚」で日報をつけていると、あとで粗利を出したときに「あれ?利益が出ていない…」と気づくケースも。
アイピアでは、現場ごとに日報を記録し、作業ごとの労務費を自動で計上。
人件費も含めた粗利管理ができるようになります。
それにより、利益の見える化と現場の改善サイクルが回るようになるのです。
こんな方におすすめ
- 粗利が出ているはずなのに、月末に数字が合わず困っている
- 日報を手書きやエクセルで管理していて集計に手間がかかる
- 労務費がどの現場にどのくらいかかっているか把握できていない
- 現場単位で人件費を含めた原価管理を行いたい
導入前と導入後の違い
比較項目 | 導入前 | 導入後(アイピア活用時) |
---|---|---|
日報の記録方法 | 手書き・エクセルなどバラバラ | クラウド上で統一された入力フォーム |
労務費の集計 | 月末に手計算・感覚で集計 | 日々の入力で自動集計・即時把握 |
粗利の把握 | 売上-材料費のみで算出 | 人件費も含めた正確な粗利がわかる |
現場改善の速度 | 月次振り返りでタイムラグ | 日次で問題に気づき、即対応可能 |
建築業向け管理システム「アイピア」でできる対策
アイピアでは、下記のような仕組みで現場日報と労務費の管理を支援しています。
- 作業別・作業者別の日報入力
スマホやPCから簡単に記録。作業内容・稼働時間・人数を現場単位で入力できます。 - 日報から労務費を自動計算
日報の入力データから、事前に設定した単価に基づいて労務費が自動で算出されます。 - 人件費を含んだ原価管理・粗利計算が可能
材料費や外注費に加えて、労務費も含めた原価をもとに、正確な粗利が把握できます。 - ダッシュボードで粗利の変化を見える化
現場ごとの利益率や人件費比率が視覚的にわかるため、経営判断にも活用できます。
活用事例
例:従業員20名のリフォーム会社A社様の場合
課題:
現場ごとの日報はあったが、集計に時間がかかり、労務費が曖昧なまま月次報告をしていた。
その結果、利益率が低い現場に気づくのが遅れ、赤字になることも。
導入後:
アイピアを導入し、日報をスマホで入力。労務費を自動で集計・粗利をリアルタイムに可視化。
月末前に「利益が下がっている現場」に気づき、追加の人員投入や作業調整を行うなど、改善の打ち手が早くなった。
今では「粗利30%以上」を現場の共通目標に設定できるように。
まとめ
人件費を含めた正確な粗利を把握できてこそ、本当の意味で「儲かる現場運営」が実現します。
そのためには、日報データを活用した労務費の見える化が欠かせません。
アイピアを使えば、日報の入力から労務費計算、粗利分析までが一貫して行えるため、
数字に基づいた判断ができるようになります。
「なんとなく管理」から「数字で管理」へ。
利益を守る仕組みづくりに、ぜひアイピアをご活用ください。